【新規事業】マーケティングの4C
アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。
本日は、マーケティングの4Cについてお話します。
マーケティング・ミックスとは具体的には以下のマーケティングの4Pを指します。
①製品(Product)
②価格(Price)
③流通(Place)
④プロモーション(Promotion)
ターゲット顧客に対して、何を(製品)、幾らで(価格)、どのように届ける(流通)のかを検討し、更に自社製品をどのように認知させるのか(プロモーション)を検討するのがマーケティング・ミックスの標準的なものです。これらはいずれも「売り手の視点」で検討されるものです。
これを「逆に顧客(買い手)視点で検討する」のがマーケティングの4Cで最近提唱されてきています。カスタマージャーニー、顧客体験というキーワードが10年前くらいから盛んになっていますが、これらはニーズが多様化し、製品を買ってもらうためには「より顧客を理解する必要が生じた」からです。
マーケティングの4Cでは上記の①~④は
①顧客価値(顧客にとって、その製品はどのような価値をもたらすのか、どう感じるのか)
②顧客コスト(顧客にとって、その価格は納得できるものか)
③利便性(顧客にとって、不便なくその製品を入手できるのか)
④コミュニケーション(顧客にとって、理解しやすい、信頼できる情報か)
というようになります。
実際の実務では、最初に4Pを検討し、その答え合わせを4Cで確認するという順序となります。