【新規事業】事業ステージとキャッシュフロー
アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。
本日は、事業ステージとキャッシュフローについてお話します。
新規事業は創生期、成長期、成熟期のように遷移していきます。それぞれについてキャッシュフローを概観しましょう。
・創生期
売上が小さいため営業キャッシュフローは小さいか、マイナス
投資がかさむことから投資キャッシュフローは大きく、マイナス
従って借入金などで運転資金および投資のための資金調達する必要があり、財務キャッシュフローは大きく、プラス
・成長期
事業が軌道にのり、売上が伸びていくため営業キャッシュフローはプラス
成長のための投資が引き続き必要であり、投資キャッシュフローはマイナス
営業キャッシュフローがプラスとなっても投資額が大きいため財務キャッシュフローはプラス
・成熟期
売上は大きく安定し、営業キャッシュフローはプラス
追加投資も必要なくなり、投資キャッシュフローはプラス
資金借入の必要がなくなり、財務キャッシュフローはマイナス
一番の理想は、営業キャッシュフローですべての資金を賄えることです。すなわち、
営業キャッシュフローが大きくプラス
引き続き成長投資があるため投資キャッシュフローはマイナス
営業キャッシュフローが十分大きいことから借入金不要で財務キャッシュフローはマイナス
事業ステージにより資金管理が異なってきますので成長が早い場合、注意が必要です。