【新規事業】利害関係者との交渉

アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。

本日は「利害関係者との交渉が事業展開をする上で如何に重要か」についてお話します。

老人から若い人まで住んでいる昔からの住宅地に小規模多機能型居宅介護施設と保育園の建設計画がありました。近隣住民は騒音や送り迎えの車などを懸念し建設に反対をしました。

詳細はお話出来ませんが、事業者はひとつひとつ懸念点に対し対応策を回答しました。その中で面白かった回答に「これらの施設は災害時の避難場所になる」という話でした。

介護施設、保育園ともに「食料やおむつ等を備蓄」していますし、バリアフリー化されトイレ、洗面所、風呂、ベッド、冷蔵庫、厨房も備え、スペースも広いため近隣住民の方をある程度受け入れられるということでした。

近隣住民もいざというとき活用できる施設ということで自分事化(自分たちにもメリットがある)し、建設できることになったという事例です。

反対している人、会社を説得するときは「彼らにもメリットがある」という話をし、自分事化させることが有効だという事例です。

一方的に立派なビジョンや社会のためになる等、主張しても相手が自分事化できなければ説得は出来ません。

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