【仕事力】正しい応用力を体得する方法

アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。

本日は、「正しい応用力を体得する方法」についてお話します。

未開の領域を開拓していく新規事業や業務においては、今までの他領域・他業務での経験を活用するしかありません。

その際、重要となるのが「正しい応用力の発揮」です。

数学で例えるなら、応用問題を解くためには「基礎が出来ていることが必要条件」ですが、基礎ができていることは「十分条件にはなりません」。

十分条件になりえるためには「基礎を正しく活用できる応用力」が必要となります。

ではこの応用力とはどんなものでしょうか。基礎だけやっていても応用力は身に付きません。応用問題をたくさん解けば応用力がつくというものでもありません。

応用問題を解けるようになるためには「基礎の本質を理解すること」が必要です。この基礎の本質を理解するためには「応用問題を丁寧に解き、分析し、正しく本質を認識する」というプロセスが必要となります。

仕事においては数学の問題のように基礎と応用を区別することは容易ではありませんが、「仕事を毎日振り返ることで認識力が高まり、いずれ本質に辿り着く」ことができます。

本質へ辿り着ければ、そこが正しい起点となり、筋の良い応用力を発揮できるようになります。

また本質を理解したと思っても、その先に更なる本質があることに気づくことも多いものです。

チャレンジし続け、幾つもの本質を認識していくことで、それらを起点に様々な不測の事態に多面的に適応できるようになり、未開の領域を正しく開拓していくことができます。

当然、試行錯誤はありますが、幾つもの本質理解は確信をもった起点となり、信念をもって進める原動力となるのです。

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