【仕事力】仕事で好かれる大切さ
アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。
本日は、「仕事で好かれる大切さ」についてお話します。
みなさん、仕事をする上で「嫌な人や面倒な人」と仕事はあまりやりたくないという方が大半だと思います。好かれないまでも嫌と思われないことが大切です。
これは社内でも社外でも共通の感情です。苦手な客先には足が向かないものです。
人間は「感情の生き物」であり、論理的な生き物ではないからです。論理の先に満足があるのではなく、論理の先に「わかった、理解できた」という安心感、納得感という感情に到達できて初めて満足できるからです。
「理屈ではわかっていても気持ちが乗らない」というのはそういうことです。
相手と気持ちよく仕事ができるようにする、顧客から信頼を得るには、「仕事で好かれることが大切」なのです。
では相手に仕事で良い印象を与える(あるいは、悪い印象を与えない)にはどのようなことを心掛ければよいのでしょうか。
部下と話すときでもいいですし、初めての顧客訪問するときをイメージして頂いても結構です。
1. 相手に関心を向けること
具体的には、「相手としっかり向き合い」「相手に挨拶」「相手の表情や声のトーン」「相手の気分や健康状態」「相手の服装、髪型」「相手のおしゃれ」などをチェックします。
そして相手の話をアクティブリスニングし、相手のトーンやスピードに合わせ、同じ空気感を感じながら会話するのです。相手に7割話させ、自分は3割話すという感じです。
そうすると、相手との間に安心(心理的安全性)、信頼の関係が生まれてきます。
まずこれが基本だと思います。これが出来れば嫌われることはないでしょう。
2. 相手へ思いやりや感謝を示す
1で基本的な関係ができましたら、次はもう少し踏み込んで「相手が悩んでいたら思いやりの言葉」をかけたり、「先に歩いてドアを開けたり」、「お先にどうぞ」というように「相手を大切にする」のです。
また相手から何かご配慮頂いたら「丁寧に感謝を申し上げる」のです。
このような礼儀正しく、人間味のある交流をすることで、より信頼関係が出来て来ます。
簡単に申し上げると、「大切にされて嫌いになる人はいない」のです。
「相手を大切にする」という姿勢が信頼関係の礎だと思っています。
その上で、仕事、ビジネス上の関係ですので、
3. 仕事で相手の役に立つ
本命の商品、サービスで役立つということは成約においては必須ですが、人間関係を築いていくということでは、小さなことでよいのです。
例えば、相手から何か相談されたら「その場で答えられれば応え」、そうでなければ「調べて後日メールで回答」するのです。
あの人に相談すると色々と教えてもらえる、という印象を与えることが出来れば「頼りになる存在」として相手にインプットしてもらえます。
私もそのような経験多々あります。例えば、相手から仕事上は関係がない相談事を頻繁に持ち掛けられ、それに応えていると、本命の仕事は成約し、さらに他社などへご紹介頂いたことがありました。
逆にこちらから相談すると、快く対応して頂いたり、教えて頂いたりしました。
このように「人間的な信頼関係」をベースに築いた上で「仕事上の信頼関係」を築いていくことが大切だと思っています。
4. アイデンティティー
一方で単なる「いい人」では信頼されないと感じています。自身の一貫したポリシーであったり、こだわりを持っていた方がかえって信頼して頂けます。
これらが「ブレない基軸」として認識され、その基軸が清らかなものであれば信頼して頂けるのだと思います。
単に、髪を染めたりして外見的に印象付ける、という意味ではありません。
清らかな基軸・姿勢・心持ちが信頼を得るにはよいと思っています。