【仕事力】根拠ある結論を出す

アイビーデザイナーズ代表 細野英之 です。

根拠のある結論についてお話します。

コンサル業界では当然のことですが「結論を述べるときはそれをサポートする複数の根拠」を提示するということが大切です。

結論に対する根拠のピラミッド構造です。結論を導くのに1つだけの根拠で十分ということはほとんどないためです。様々な視点や前提があり、その結論はそれらを網羅出来ていることが大切です。

例えば
結論:当社の商品はとてもニーズがある
根拠①:アンケート調査結果が良い (→バイアスあり信頼性低い)
根拠②:実際に買ってくれる顧客がいる (→購入した後、不満をもったかもしれない)
根拠③:リピーターがいる (→信頼できる)
根拠④:競合製品がない (→気づいてないだけかもしれない)
根拠⑤:ユーザーの口コミで盛り上がっている (→盛り上がっている理由を精査する必要あり)

但し、根拠らしいことを羅列しても意味ありません。その根拠は信頼に足るのかを精査する必要がありますし、その根拠は結論を支えるために重要な視点なのかということも考えなければなりません。根拠の数だけでなく、質も大切です。

これらが出来るようになるには「全体感」「分析力」「深掘り力」「論理的整理力」が必要となります。

日々、トレーニングしてみて下さい。

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