【新規事業】成熟企業のミッション再定義

2022年6月9日2024年8月28日

アイビーデザイナーズ代表　細野英之　です。

本日は、「成熟企業のミッション再定義」についてお話します。

成熟企業で新規事業の検討が活発化しています。

1980年代後半のバブルとは事情は異なります。バブルのときは何をやっても売れるし成功するのでどの企業も様々な事業を開始していました。消費者が裕福だったのです。

しかしその後、バブルが崩壊し、株価暴落、会員権や地価も暴落し金融資産が減りました。その後、停滞した３０年間が過ぎています。

その間に米国からはITやインターネットを活用したGAFAMが誕生し、巨大企業となり米国を牽引しています。

日本においてもデジタルネイティブが社会人となり、ITを活用したビジネススキームであれば初期投資も抑えられ、また政府等からのDX推進などもあり、新規事業開発が活発化しています。

しかしバブルのときと異なり、消費者は欲しいものは既に所有しており、新規事業を成功させるには難易度は増しています。

すなわち、伝統ある成熟企業が提供している商品、サービスはなじみ深いものであり、それと同じドメインにおいて新規事業を生み出すことは難しいのです。

成熟企業が新規事業を生み出すためには、まずその前提条件を変更する必要があります。具体的には「当該企業のミッションの再定義」です。企業のミッションとは「社会において当該企業が果たすべき（果たすと宣言した）社会的役割」のことです。

このミッションがドメインを決定し、ビジョン形成につながっていくのです。

新規事業を創るにしてもこのミッションと整合している必要があります。今までと同じミッションでも新規事業を生めるのでしたら問題ないですが、難しいと判断された場合、「未来に向けてミッションを再定義」して下さい。

それが新規事業検討の出発点になるからです。

この出発点から出発できたら、当社の新規事業創出手法を使って成功確率の高い筋のよいビジネスを創出して行きましょう。

当社はクライアント企業様の「新ミッションの再定義」からお手伝いさせて頂きます。「目の前がパッと明るくなる、ワクワクする、心が熱くなる、体に力がみなぎってくる」ようなミッションをご一緒に定義しましょう！

よかったらシェアしてね！